丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2001年2月号 -第127号-

レーダー

「IT(情報革命)産業に思う」

昨年から政治家や経済界そしてマスコミが揃って、「日本の再生にはIT革命以外に生き残るすべが無い」。「IT革命が世界のビジネスを変えライフスタイルを変えることは確実」。とかで騒がれていますが、我々小規模の会社では今一つ分かりにくい。
“何を-どのように-どうすればいいのか”である。分かっているのは、パソコンを買ってインターネットをすることぐらいである。
ましてやパソコン拒否症の人には、チンプンカンプンである。

確かにアメリカはIT革命により空前の長期経済成長を成し遂げた。その一つに情報による株式投資である。アメリカの6割位の人は銀行預金より自己のリスクと責任をもって投資をし、株が上がり会社も個人も儲けた事になる。
しかし日本はと言えば、銀行は不良債権を10年経った今でも処理できず、国民は自己責任を好まない為、株式に投資せず、余ったお金は郵便貯蓄へと流れ、どうしようもなくなった感じがする。
しかし、アメリカがパソコンなら日本はケイタイ電話で21世紀の経済をつくるだろう。ケイタイは持ち運びが自由で電波を利用できる。価格も安い。
ケイタイそのものが財布となり、お金やカードを持つ必要がなくなり、全てが便利で速くすむ。インターネット、メール、ホームページ、ショッピング、投資、振込み、ホテルやチケット等の予約など便利である。これがこれから益々進歩するIT革命だと思う。

若者達は、ケイタイでいろいろ情報交換をやりゲームを楽しんでいる。メール友達や仲間で使い方の研究もしている。

難しいIT革命を勉強し理解する前に、パソコンの苦手な方はぜひケイタイを買って使ってみて下さい。使い方が判らない?大丈夫です。貴方のお子さんや会社の若い人達に「使い方を教えてくださいと」素直にお願いしてみる。立場上出来ない?ITには立場も年令も関係ありません。21世紀を生きぬく為の手段だと考えてください。