丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2001年3月号 -第128号-

インフルエンザ予防法

今年もインフルエンザが大流行しておりますが、まず、インフルエンザと風邪の違いについて知っておこう。
★風邪の症状として①喉の痛み②鼻水が出る③くしゃみや咳がでる④全身にはあんまり症状がでない⑤発熱も高くない 等です。
★一方、インフルエンザは、①39度以上の発熱②頭痛や関節痛・筋肉痛等症状が全身に強く出る③喉の痛みや鼻水も出る④重傷化すると肺炎や気管支炎を併発し、死亡する場合もあります⑤短期間に子供から大人まで大流行します。

このようにインフルエンザと普通の風邪の違いを知っていただきました。
では、インフルエンザはなぜ流行するのか? インフルエンザは寒い冬だから発病するのか?
◆ インフルエンザウイルスは、暖房が効き過ぎて湿気が少なくて、カラカラに乾いた状態が大好きなのです。逆にいえばウイルスは湿度に大変弱いのです。
◆すなわち、予防法としては、室内の温度を上げすぎず、湿度は30~40%前後に保つように心がけることです。もちろん、日常の栄養管理や体調管理を整えておくことは当然です。

今年も厳しい経済環境の中、せめてインフルエンザや風邪をひかないように予防に心がけてください。

レーダー

「元手がいらず しかも利益は莫大」

書棚の古本をあさっていたら、作者不詳の詩に目を奪われた。理解しがたい部分もあるが、佳作だ。題名は、詩の最後の言葉。

元手がいらず しかも利益は莫大
与えても減らず 与えられた者は豊かになる
一瞬見せれば その記憶は永遠に続くことがある
どんな金持ちでも これなしには暮らせない
どんな貧乏人でも これによって豊かになる
家庭に幸福を
商売に善意をもたらす友情の愛の言葉
疲れた者にとっては休養
失意の人には光明
悲しむ者にとっては太陽
悩める者にとっては自然の解毒剤
買うことも
強要することも
盗むこともできない
無償で与えて初めて値打ちが出る
笑顔

あるイタリアンレストランで、多くの日本人に混じって、一人のイタリア人ウエイターが働いていたそうだ。日本人従業員の多くは、表情が硬く、笑顔を見せることはなかった。しかし、イタリア人の彼だけは常に、笑顔で客の間を飛び回っていた。それは、明らかに作り笑顔に過ぎなかった。が、たとえそうであっても、客は楽しい気分を味わうことができた。彼はとても人気があり、店も繁盛していた。

笑顔アメニティ研究所という組織がある。社長の門川義彦氏は、婦人服小売店の笑顔のコンサルタントをしている時に、興味深い事実に気がついたという。それは、「店員の笑顔が多い店ほど繁盛している」ということだった。門川氏は言う。「売る技術がないのに、売上はダントツ。美人でもないのに、人の輪ができる。よく見ると、店員の笑顔がとても良かった。いつの間にか客と親しくなっている。これだ!」。

笑顔は、周りの雰囲気を和ませ、活気づける。また、人は意識的に笑顔を心がけていると、働くことが楽しくなる。