丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2002年2月号 -第139号-

エスケーユニバが「NETIS」登録なる

昨年7月より全国販売しましたエスケーユニバ(鉄筋と丸セパの無溶接接続金具)が、好評のうち販売総数が15万個に達しました。そしてこの度、国土交通省の新情報提供システム「NETIS」に登録されました。
登録番号は KK-010044 です。

このシステムは、建設コストの縮減、安全、安心の確保、環境保全等の諸問題の解決を図るため、民間等で開発され、優れた新技術を公共事業に積極活用するための情報提供システムです。
これらの新技術情報を、インターネットで全国の国土交通省の地方整備局で新技術情報が共有化され公共事業における新技術の積極活用されます。

また、地方自治体や公団等にも情報の提供が行われます。
すなわち、エスケーユニバが国土交通省の優秀技術だと認められましたので、今後は公共事業や整備新幹線建設工事等に積極的に使用されます。
当社はこれを機に、販売店様が販売しやすい環境つくりに努めますので、更なるPR活動をお願い致します。

レーダー

「そこにその人がいるだけで」

そこにその人がいるだけで、他の人の心が和んだり、その場の雰囲気が爽やかになったりすることがある。逆に、そばにいないといつもと違って、心に風穴が空いたように、なぜかその場が沈みがちになったりする。
その人は、エリートではないかもしれないし、先頭をきって仕事をするタイプの人間でもないかもしれない。どこがどうといって取り上げられるものも、持っていないかもしれない。それなのに、なぜか気になってしまう。

言ってみれば、『釣りバカ日誌』の主人公・浜ちゃんのような人物。そういう人を、マンガ家の弘兼憲史氏は「人の心をつかむ男」と定めている。
どうして、人の心をつかめるのか。小さくまとまってあくせくする人とは、いったいどこが違うのか。

弘兼氏は言う。「その人にはその人なりに背負うものがあるはずなのに、いかにも身軽そうに生きている。たとえば、どんな人の周囲にも、同じように重い荷物を背負った人が大勢いるはずだ。けれども、その人によって、足取りが重かったり軽かったりする。『人の心をつかむ男』と見なされるタイプは、間違いなく足取りの軽い人だろう。重い荷物を苦にする素振りなど見せない男だろう」。

「仕事や人間関係にも、全く同じことが言えるはずだ。彼は、どちらにも身構えたりしない。自分のペースで、すごく気楽そうに向き合っている。仕事で言うなら忙しいのか暇なのかよく分からないし、人間関係で言うなら一人きりでも大勢と一緒でも様子が変わらない」。

強がらずに己を偽らずに自然体なのが、「人の心をつかむ男」の生き方なのだ。また、特別な人間ではなく、ごくごく当たり前の人間でもある。だからこそ、他人の心の中にスムーズに入り込むことができるのだろう。
さらに、弘兼氏は指摘する。「魔法使いのように、ほうきにまたがって、ふいに人生で一番大切なことを思い出させてくれる。幸せになろうとする勇気を教えてくれる。それが『人の心をつかむ男』の共通点だ」。

慌しいいまの世の中、そんな人が周りに現われると、人生はガラッと変わる。そして、周囲により良い人間関係が生まれる。そういう環境の中で、人の心をつかめる自分が育まれていく。