今こそ大切、取引先のリスク管理。
平成13年に倒産した上場企業は14社。 一方で、倒産企業の9割は、負債額が5億に満たない中小企業や小規模事業者。 「デフレスパイラル」「長期不況」「構造改革」「不良債権処理」 危険と隣り合わせともいえる経済環境中で、「取引先のリスク管理」の重要性を再認識しましょう。
【経営系の噂】
- ●後継者の不在、後継争い
- ●経営者あるいは社員の言動に一貫性がなくなった
- ●内紛の発生
- ●経営者の家庭問題がある
- ●経営者が派手に遊びだした
- ●経営能力はあるが、人柄、性格に問題がある
- ●経営者の悪口や会社の不平不満が聞かれる、定着率の低下
- ●接客態度や電話応対が悪くなる、活気や落ち着きがなくなる
【取引系の噂】
- ●仕入が急に増えた
- ●主力取引先が変わった、仕入先が変わりだした
- ●仕入量が急減した
- ●大量の返品・クレームの増加
- ●在庫の急増急減・商品構成の変動
- ●主力の販売先が急に変わった
- ●売り急ぎ、安売り、出血受注が目立ち出す
- ●大口取引先が倒産し焦げ付きが発生した
【経理系の噂】
- ●支払日の延期要請があった
- ●現金払いが手形払いに変わった
- ●手形サイトが一方的に延長された
- ●手形ジャンプ要請があった
- ●金融機関関係者の出入りが目立ちだす
- ●融通手形の噂が出てくる
- ●高利の借入の噂が出てくる
- ●主力金融機関を変更した
- ●取引金融機関が多く、メーンバンクがはっきりしない
- ●理由がなく借入金が増加している
- ●手形割引業者の割止め情報が流れている
- ●経費の極端な増減が見られる
【事業の噂】
- ●売上が大幅に減少した
- ●過大な設備投資をした
- ●不自然な子会社を作りだした
- ●債権者から債権譲渡登記をつけられた・・・・・・・・・・・・・・・・・・等々