丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2003年10月号 -第159号-

第19回共栄製作所杯ゴルフ大会が開催される!

今年は創業30周年を迎えこれを記念しました共栄製作所杯ゴルフ大会が、9月13日(第2土曜日)に花尾カントリークラブに於いて、総勢40名が参加し和気藹々の中、楽しくプレーし、表彰式並びに懇親会をコンペルームにて開催しました。

毎回遠方からの取引先様が多く参加して頂いている中、今回も新潟市、郡山市、東京都、岐阜県、春日井市等の遠方から参加をしていただき有難うございました。
当日の気温が37.4度と日本一暑い高岡市でしたが、参加者全員が暑さにもめげずにホールアウトしました。
表彰式においての成績は下記の通りです。

    グロス ハンディ ネット
優勝 長尾純一(テレビビデオ) 82 13.2 68.8
準優勝 島小一(デジタルカメラ) 91 21.6 69.4
第3位 若林宗一郎(空気清浄機) 91 19.2 71.8
創業賞30位 楠孝博(DVDプレーヤー) 97 16.8 80.2
BG賞 大巻美治(ビール詰め合わせ) 84 8.4 78.0

惜しくも入賞できなかった方は、現金当たるジャンケン大会にて嶋崎一翠さんが18500円を勝ち取りました。2回目のジャンケン大会にて新潟の名酒「八ヶ山」を竹沢修さんと「雪中梅」を長尾純一さんが見事getしました。
この名酒は新潟の(株)京王鈴木鈴木社長様より頂きました。有難うございました。

レーダー

「夏バテ」からなかなか脱出できない

リストラとは、リストラクチャリング、つまり事業の再構築を意味する。目的はあくまでも生産性の拡大にある。生産性はアウトプットの量(生産量)をインプットの量(労働や資本の投入量)で割ったものだから、それを上げるためには二つの方法があることが分かる。インプットを減らすこととアウトプットを増やすことだ。
ところが、現在のリストラの多くは、雇用削減や設備廃棄などインプットを減らすことばかりに目が向けられていて、生産性を上げるためのもう一つの重要なルートであるアウトプットを増やすことにはほとんど関心が払われていない。

確かに、安価な輸入品が市場を席巻したり、消費が飽和したりして、量的な拡大が困難になっている業界は少なくない。そういうところは、規模の縮小をせざるをえない。しかし、アウトプットを増やすということは、量を増やすだけでなく、質を上げる、つまり、単価を高くすることによっても実現は可能だ。むしろ、これからの知的創造社会では質的高度化の方が成長の源泉になっていく可能性が高い。

また、いまのリストラのほとんどは生存者の選別方式でもある。組織作りの根本は登用ではなく年功序列にあり、何か不都合を起こした者がリストラの生け贄になっている。そうした環境では、思い切ったチャレンジをしようとする者は出てこない。

そもそも新しいビジネスチャンスとか新商品が生まれ、成功する可能性というのは、せいぜい一割しかない。その中で九割以上の確率でやってくる失敗を起こせば、真っ先にリストラの標的になる。それが分かっていて冒険するのは、よほどの変わり者に違いない。だから、目立たず、ボロを出さず、ひたすら会社にしがみついていくだけのサラリーマンが急増しているらしい。

こうした状況は、非常に危険なことだ。日本のすぐ後ろを賃金の安いアジア諸国が、猛烈な勢いで追いかけてきている。彼らに勝とうと思ったら、アジアではできないような高い技術、磨かれたセンス、斬新なアイデアを持った製品を作っていくしかない。環境の激変によって体力を消耗した企業に、新たなパワーが求められている。だが、パワー回復の方向性が間違っている。結果「夏バテ」からなかなか脱出できない。