これからの鉄製品の動向に注意されたし
今年に入ってから、鉄スクラップが13%高の大幅な値上がりとなっており、関東の落札価格が1t当り3万円弱の相場となりました。また、製鉄所の原料炭在庫の極端な不足、その原因は慢性的な輸送船不足などがある。さらに、鉄鉱石の価格交渉が大幅な値上で決着した。原料炭と鉄鉱石の値上によるコストアップは高炉全体で1500億となり、その他に副原料や輸送費等のコストアップを併せると最大で3000億円との試算も出ております。建築・土木関連産業ではこれからの鉄製品の値上がりの傾向に充分注視されたい。