丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2006年10月号 -第195号-

第22回共栄製作所杯ゴルフ大会盛大に開催

さる9月9日に花尾カントリークラブに於いて、総勢48名が参加し、ゴルフの腕前を競い合いました。当日は大変な残暑で37度と全国一番の暑い富山県となりました。和気藹々の中プレーと表彰式及び懇親会を行いました。
表彰者は下記のとおりです。

   
グロス
ハンディ
ネット
優勝
松下正市(松下工務店)
83
12.0
71.0
準優勝
山田三和(共栄製作所)
94
22.8
71.2
第3位
立浪泰治
87
15.6
71.4
BB賞
小濱千里(中村機械)
**
****
****
BG賞
大巻美冶(三和運送)
81
7.2
73.8

構造改革と日本経済の展望 経済アナリスト森永卓郎氏講演より①

7月14日にゼロ金利解除がおこなわれました。短期金利が上がって、長期金利が予想よりあまり上がらなかったことで、今のところ景気が失速することは免れました。

この10年間、日本経済が不振を極めた原因は何かについてお話します。
そのもっとも大きな原因はデフレが起こったからだと思っています。デフレというのはきわめて異常な経済現象です。終戦61年間の中で、世界の国で本格的なデフレを起こした国は、実は日本だけです。すなわち、世界のどこの国にも起こっていない異常な経済状態が起こったわけです。ではなぜ日本だけがデフレになったのかということについては、多くのエコノミストが、中国から安い製品がどんどん日本に入ってきてくるからだと言いますが、その意見はおかしいのです。なぜおかしいのか。中国の製品はEUやアメリカにもたくさん輸出されています。それなのに日本だけがデフレなのです。

私はこれは、わざとそうしたのではないかと思っています。なぜなら、デフレを続けることによって構造改革が進むからです。構造改革の中身を簡単に言いますと、アメリカ型の弱肉強食型の構造改革に転換していこうというものです。デフレを起こすと、きわめて簡単にアメリカ型の経済構造に日本の経済構造を変化させることができます。

小泉総理は改革すれば成長できると信じています。今日の日本経済政策の大部分を作っていたのは竹中平蔵大臣です。慶応大学の金子勝教授は私の友人でして、私とは経済の見方が極めてよく似ています。ただ1つだけの違いは、竹中大臣の評価です。金子先生は竹中さんをまったく評価していないんですが、私は逆です。

次号につづく→