鋼材の再値上げ
共栄ニュース第213号〈APRIL〉で記載しました今後の鋼材価格は6月から7月頃にt=10000円~15000円の再値上げがあること予想しましたが、近日に各高炉及び電炉メーカーは線材製品を5月契約6月出荷分から15000円。更に7月出荷分についても10000円以上で合計25000円以上の値上げを実施する。これは予想外で驚異の発表となりました。4月に20000~25000円値上がりし、更に6月・7月に再値上げ20000円~25000円となり合計40000円~50000円となります。丸セパで例えるならB-8の1000mmで約15円高。B-9の1000mmの場合は21円高となります。
これらの鋼材価格は3~4年前の3倍になりました。また、鉄筋はt=12万円で4倍になりました。また秋以降の価格については不明としており予測できません。
従来の市場価格は需要と供給のバランスで決定されていましたが、需要が少ない中での価格高騰と言う異常事態であることは間違いありません。予想できるとすれば、これから日本の経済が全ての業種において減速下降して景気後退、消費低迷の悪循環となることが懸念されるでしょう。