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全国ブロック5月の景気DI

帝国データーバンクより5月の全国5ブロックの景気DIが発表された。
それによると5月は前月比0.3ポイント増の20.7となり、3ヶ月円属して改善となった。地域別では最高となった『四国』と、最低の『北陸』の格差は(5.5ポイント)は0.7ポイント減(前月格差6.2ポイント)と3ヶ月ぶりに縮小した。

1位四国(23.2)、2位九州(22.7)、3位南関東(22.1)、4位中国(21.0)、5位北海道(20.8)、6位近畿(19.9)7位東海・東北(18.6)、8位北関東(18.6)9位北陸(17.7)、全国平(20.7)
※景気DIの基準…悪い(16.6)やや悪い(33.3)どちらともいえない(50.0)やや良い(66.6)良い(83.3)非常に良い(100)。

業界別景気DIは建設業(18.5)、農林水産業(22.2)、金融(26.7)、不動産(33.3)製造(15..0)、卸売(17.0)、小売(25.4)、運輸・倉庫(16.7)、サービス(21.1)となり前月より悪化した業種は建設業(▲1.0)、サービス(▲1.3)となり、前月より改善された業種は金融(+1.7)、不動産(+11.1)、製造(+1.7)、卸売(+0.9)小売(+2.6)、運輸・倉庫(+3.4)。

企業規模別景気DIは『大企業』(22.6)と『中小企業(20.0)は+0.2ポイント、『小規模企業』(19.2)は▲0.1ポイント悪化。

先行き見通しDIは、「3ヵ月後」(25.8、前月比1.1ポイント増)、「6ヵ月後」(30.5、同1.4ポイント増)、「1年後(37.3、同1.0ポイント増)と、3ヶ月連続3指標全て改善したが、一時的な底上げ以降は、外需が弱い中で内需も雇用環境や所得の悪化によって下振れする可能性があり、国内景気は踊り場の局面が続くと見られる。
6月に大型の補正予算が成立され、この予算が実体経済に及ぼす影響が同なのか、さらに、景気DIをどれだけ改善されるのか見極めることが必要だ。