東京新タワー【スカイツリー】12年春開業に向けて
東武鉄道は、東京都墨田区の押上業平橋地区に建設している地上デジタル放送用電波塔「東京スカイツリー」の東・西街区の工事に着手した。
両街区には、ツリーの低層棟と一体となる商業施設や超高層オフィス棟を建設する計画で、東街区の施行は大林組・株木建設・東武建設JV、西街区の施工は大成建設・東武谷内田建設JVがそれぞれ担当する。
12年春の開業をめざし、東京スカイツリーは関連工事も本格化してきた。
東京スカイツリーは隅田川のほとりに建設され、昨年7月に大林組の施行で着工された。(設計は日建設計が担当)
東京スカイツリーは東京タワー(高さ333m)の倍の高さ610mで第一展望台(350m)第2展望台(450m)にショップ、レストラン、カフェーが併設される。
工事は順調に進み、タワーは高さ90mまで組みあがっている。東。西街区に整備する施設はタワーと一体で、タワーと施設を合わせた総延べ床面積は23万㎡。うち、タワー施設部分は約3万㎡を占める。
東街区には地下3階、地上31階建て高さ150mのオフィス棟(最上階は店舗)やホール、商業施設などを設け、都営浅草線押上駅、東京メトロ半蔵門線押上駅と接続する。
西街区の東武鉄道本社ビルは12月頃から解体され、中層の商業棟、駐車場(1100台)、店舗、ミュージアム、地域冷暖房施設などを設ける。
東京スカイツリーは完成時には世界第3位の高さを誇る建物になる予定で日本の新たなるシンボルとして期待が持てる。
サラリーマンの1カ月の小遣い
09年調査によるサラリーマンの小遣い額は1ヶ月平均4万5600円で、昨年より700円ダウンした。年代別では30代が6600円増の4万7300円、50代は2500円減の46200円、20代は6100円減の4万5600円。世帯別では、専業主婦世帯は600円減の3万8200円、共稼ぎ世帯では6000円増の4万1000円。