2025年の干支「乙巳」
2025年は「乙巳(きのと・み)」の年である。
「乙」は十干の2番目で、生命の循環で誕生間もなく、未だ発展途上の状態を表す。陰陽五行説では木の陰のエネルギーを表し、植物が少しずつ成長し、広がっていくような意味合いがある。
また、「巳」は陰陽五行思想で火の陰に分類され、成長や変化が極限に達した状態を表す。動物にちなんだ意味付けでは蛇に当たり、一般的にネガティブなイメージを持たれることもあるが、古来より豊穣や金運を司る神聖な生き物として認識されている。生命力もたくましく、脱皮するたびに表面の傷が治癒していくことから、医療、再生のシンボルともなっている。
このことから、乙巳の年は、これまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆しており、成長と結実の時期となる可能性が高い年といえよう。
また、ヘビは、み「巳」を立てるとし、商売繁盛に導く存在。なかでも白蛇は縁起が良いとされ、財運や繁盛をもたらす七福神の一人で、琵琶(弦楽器)を手にする神弁財天の使いとされてきた。
「乙巳」にまつわることわざ・格言
🔶臥龍蛇の勢い
潜在的な力や才能を持つ人物が能力を発揮し、大きな影響を与えること。
🔶脱皮して以て大蛇と成る
成長するためには、過去の自分を脱ぎ捨てて、新たな自分になることが大切という教え。
🔶蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる
一度ひどい目に遭ったこと(失敗したこと)で、必要以上に臆病になること。
🔶藪をつついて蛇を出す
余計な言動で、かえって悪い結果を招くこと。
🔶鬼が出るか蛇が出るか
どんな恐ろしいことになるか予測できないこと
🔶蛇の道は蛇
同類のことは同類が一番よくわかる。
🔶蛇足
余計なもの、無用のもののたとえ。
🔶長蛇の列
非常に長く続いている人の列。
🔶竜頭蛇尾
威勢がいいのは最初だけで、終わりは振るわないこと。
<レーダーより>